2026年4月27日(月)放送

「あれ…変かも?40代からのこころの不調」
はじめに
「ちょっとした不調、がまんしていませんか?」
今日のNHKあさイチは、40代女性にとって見逃せない内容でした。自分のカラダを見直す新特集の初回として「こころの不調」が取り上げられ、あさイチ世代に身近な「更年期の心の不調」と「PMDD(月経前不快気分障害)」について、気づき方と改善法が詳しく紹介されました。
ゲストには浜島直子さんと犬山紙子さん、そして更年期の心の異変を経験した磯野貴理子さんの貴重な体験談もありました。
この記事では、今日の放送内容を詳しくまとめ、40代女性が知っておくべき重要な情報をお伝えします。
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【特集①】更年期の心の不調|磯野貴理子さんの体験談
「決められない…」突然始まった心の異変
タレントの磯野貴理子さん(58歳)が、40代で経験した更年期の心の異変について語りました。
もともとテキパキとした性格で、フジテレビ「はやく起きた朝は…」で29年間レギュラーを務めるなど活躍を続けてきた磯野さん。しかし40代後半になって、突然「自分でも信じられない変化」が起きたといいます。
「決められない…」という症状
これまで瞬時に判断していたことが、急にできなくなったそうです。優柔不断になり、小さなことでも迷ってしまう。「私どうかしちゃったのかしら」と不安になったと振り返ります。
歩道橋が渡れなくなった恐怖
さらに衝撃的だったのは、それまで普通に渡っていた歩道橋が突然渡れなくなったことです。「歩道橋がガラガラと崩れ落ちるイメージが浮かんで」しまい、怖くて足が震え、途中で引き返すようになったといいます。
もともと高所恐怖症ではあったものの、これまで問題なく渡れていた場所が急に渡れなくなったため、「なんだろうな」と困惑したそうです。
磯野さんからのメッセージ
番組の最後で、磯野さんは視聴者に向けて力強いメッセージを送りました。
「不安になるかもしれないけど、絶対終わるから」
更年期の心の不調に悩む女性たちに、希望を与える言葉でした。実際に磯野さんも、時間とともに症状は改善し、現在は元気に活動を続けています。
専門医による解説
番組では産婦人科医による専門的な解説もありました。
更年期になると、卵巣から分泌されるエストロゲン(女性ホルモン)が急激に減少します。エストロゲンは実は脳の機能にも深く関わっており、セロトニン(幸福ホルモン)の分泌を助ける働きがあります。
そのため、エストロゲンが減ると:
– セロトニンの分泌も減少
– 気分の波が大きくなる
– 判断力や集中力が低下
– 不安感が強くなる
といった症状が現れやすくなるのです。
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【特集②】PMDD(月経前不快気分障害)
PMSとPMDDの違い
多くの女性が経験するPMS(月経前症候群)。生理前3〜10日間に現れる身体的・精神的な不調のことです。
PMDDは、このPMSの中でも精神症状が際立って強く、日常生活に大きな支障が出る状態を指します。

– PMS:月経のある女性の7割以上が経験
– PMDD:そのうち約3〜5%が該当
決して珍しい病気ではありませんが、「みんなも我慢しているのだろう」と受診しない方が多いのが現状です。
PMDDの主な症状
番組で紹介されたPMDDの症状は以下の通りです:
精神症状
– 気分の波が激しい(突然悲しくなる、涙が止まらない)
– ひどくイライラして怒りっぽくなる
– 怒りをコントロールできない
– 著しい落ち込み、絶望感、自分を責める気持ち
– 激しい不安感、焦燥感
– 集中できない、頭がぼんやりする
– やる気がまったく出ない
身体症状
– 乳房の張りや痛み
– むくみ、体重増加
– 頭痛、関節痛
– 過食、食欲の急増
重要なポイントは、これらの症状が生理が始まると数日でスッキリ消えることです。月経周期と連動しているため、うつ病などの精神疾患とは区別されます。
PMDDの原因
番組では、PMDDの原因についても詳しく解説されました。
正確な原因はまだ完全には解明されていませんが、主に以下の要因が関係しています:
1. ホルモンの変動
– 排卵後(黄体期)のエストロゲン急減
– プロゲステロンの影響
2. 神経伝達物質の変化
– セロトニンの分泌低下
– GABA(抗不安物質)への影響
3. 個人的要因
– 遺伝的素因(30〜80%が遺伝的)
– ストレス環境
– 生活習慣
40代でPMDDが悪化する理由
番組では触れられませんでしたが、40代になってPMDDの症状が悪化する女性が多いことが知られています。
これは、40代になると:
– ホルモンの変動幅が大きくなる
– 更年期に向けてエストロゲンが不安定になる
– 仕事・家庭での責任が重くなりストレスが増加
といった要因が重なるためです。
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【番組で紹介された対処法】

医学的治療
1. 低用量ピル
– 排卵を抑制することで症状を軽減
– ただし、妊娠希望の場合は使用できない
2. SSRI(抗うつ薬)
– セロトニンの働きを改善
– 未成年者では慎重に使用
3. 漢方薬
– 副作用が少ない
– 軽症から重症まで幅広く対応可能
生活習慣の改善
1. 規則正しい生活
– 夜更かしを避け、十分な睡眠を取る
– 生活リズムを整える
2. 症状の記録
– 日々の症状を簡単に記録
– 月経周期との関係を把握
– 重要な予定を避ける参考にする
【分子栄養学から見た根本的な改善法】
番組では触れられませんでしたが、分子栄養学の視点から見ると、更年期の心の不調もPMDDも、栄養状態の改善で大きく症状を和らげることができます。
①セロトニンの原料を補給
トリプトファン(タンパク質)の重要性
セロトニンは、トリプトファンというアミノ酸から作られます。アミノ酸はタンパク質の構成要素なので、タンパク質が不足するとセロトニンが十分作られません。
– 1日の目安:体重×1〜1.5g
– 体重50kgなら50〜75gが目標
– 肉・魚・卵・豆腐・納豆を毎食摂取
②マグネシウムで神経を安定
「天然の精神安定剤」マグネシウム
マグネシウムは神経の興奮を抑え、気持ちを落ち着かせる重要なミネラルです。不足すると:
– 不安感・イライラが増加
– 頭痛・筋肉のこわばり
– 睡眠の質低下
豊富に含む食品:
– ナッツ類(アーモンド・カシューナッツ)
– 海藻類(わかめ・ひじき)
– 納豆・豆腐
– 雑穀類
生理前にチョコレートが無性に食べたくなるのは、体がマグネシウムを求めているサインかもしれません。
③ビタミンB6でセロトニン合成をサポート
セロトニン合成の必須補酵素
ビタミンB6は、トリプトファンからセロトニンを合成する際に欠かせない補酵素です。これが不足すると、いくらタンパク質を摂ってもセロトニンが作られにくくなります。
豊富に含む食品:
– カツオ・マグロ
– 鶏むね肉
– バナナ
– にんにく
④鉄分で酸素供給を改善
隠れ鉄不足が気力を奪う
日本人女性の多くが潜在性鉄欠乏の状態にあります。鉄が不足すると:
– 脳への酸素供給が低下
– 思考力・集中力の低下
– 倦怠感・やる気の低下
鉄分補給のポイント:
– ヘム鉄(肉・魚)の方が吸収率が高い
– ビタミンCと一緒に摂取すると吸収率UP
– コーヒー・紅茶は食後30分空ける
⑤血糖値を安定させる
血糖値の乱高下がイライラを悪化
生理前は特に血糖値が不安定になりやすい時期です。甘いものや精製糖質を一気に摂ると、血糖値が急上昇・急降下し、気分の波がさらに激しくなります。
血糖値安定のコツ:
– 精製糖質(白米・パン・麺類)をお茶碗1杯くらいに
– 食事は野菜から食べる
– 食事を抜かない
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記録・セルフモニタリング
– 症状日記をつける
– 月経周期との関係を把握
– 体調の波に合わせた予定調整
専門家への相談
受診の目安
– 日常生活に支障が出ている
– 人間関係に影響が出ている
– セルフケアでは改善しない
相談先
– 婦人科:ホルモン療法・低用量ピル
– 心療内科・精神科:SSRI・カウンセリング
– 漢方専門医:体質に合わせた漢方治療(加味帰脾湯など)

番組の後半、犬山紙子さんがアーモンドをつまみながらぽつりと話していたのが印象的でした。「今、生理前だからイライラするのかな…って思って」。そのひとことに、思わずうなずいた方も多かったのではないでしょうか。
まとめ
今日のNHKあさイチが教えてくれたのは、「40代の心の不調は決して珍しくない」「適切な対処法がある」「必ず終わりが来る」ということでした。
磯野貴理子さんの「不安になるかもしれないけど、絶対終わるから」という言葉は、同じような症状に悩む多くの女性にとって希望の光となったのではないでしょうか。
大切なのは、「気のせい」「自分が弱いから」と諦めないこと。
更年期の心の不調もPMDDも、ホルモンと栄養の問題です。適切なケアによって、症状を和らげることができます。
まずは食事から始めてみてください。タンパク質・マグネシウム・ビタミンB6・鉄分を意識した食事に変えるだけで、多くの方が変化を実感されています。
そして、症状が強い場合は一人で抱え込まず、専門家に相談してください。あなたの不調には理由があり、改善する方法があります。
40代は人生の折り返し点。体と心の変化と上手に付き合いながら、自分らしく美しく年を重ねていきましょう。
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この記事は2026年4月27日放送のNHKあさイチ「あれ…変かも?40代からのこころの不調」をもとに、健康美容ライターが分子栄養学の視点を加えて作成しました。医療的な診断・治療については、必ず専門医にご相談ください。



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