NHK「あさイチ」で紹介された「老害」。反響が大きかったので再放送していました。特にお盆で実家や婚家の父母や親せきの集まりがあって、この老害を感じた方は多いはずです。もしくは、自分が老害かも!?と思った方は少なくないはず。
かくいう私も「これって老害だなぁ」と番組を見ながらうなずいてしまいました。
この記事では老害の4大タイプをセルフ診断形式で解説します。
「老害」4大タイプ診断|あなたはどれ?
まずはセルフチェック!
以下の4つのタイプ、あなたやパートナー・ご家族に当てはまるものはありますか?
タイプ①「怒る」
以前より怒りっぽくなった、感情が抑えにくくなったと感じるタイプです。番組では、夫が以前より怒りやすくなったと話す妻のエピソードが紹介されていました。

お盆に実家へ帰省すると80歳近い母がやたらに怒りっぽくて「あれやってこれやって」と指示を出しながらも「めんどくさいから私がやる!」と怒っていました…
なんと、怒りっぽくなる原因は脳の前頭葉の変化にあり、誰にでも起こりうることです。
タイプ②「自分語り」
自分の苦労話や経験談を、誰かに聞いてほしくてつい話してしまうタイプ。番組では子どもが愚痴をこぼした時、その愚痴を聞いた母親が「子育てをしながら仕事をしたり、資格を取得した」という過去の武勇伝を話していました。
これは頑張ってきた過去を認めてほしい気持ちが背景にあるそうです。

私も子どもに「私が小学生の時は料理を手伝ったりした後に勉強していた。塾も一科目しか習っていなかった。」と言ってしまいました💦
さらに「部活では体罰当たり前だったからね」とNGワードまで行ってしまう始末。確かに頑張ってきた過去を認めてほしいのですね。納得しました。
タイプ③「IT嫌い・苦手」
パソコンやオンラインなど、新しい技術になじめず遠ざけてしまうタイプ。番組に出演した方は、「できない自分にいじけてしまうのも老害のうち」と自己分析していたのが印象的でした。

私が通っているジムには70代の方々が頑張ってアプリからヨガの教室を予約したり、積極的な方が多いですよ。その点、私のおば(80代)は今だに「クレジットカードは借金と一緒」と言ってQRコード決済もせずに現金主義です。
タイプ④「自称」
誰にも言われないうちから、自分で先回りして「老害ですみません」と予防線を張るタイプ。実は40〜50代に多いそうです。

いくつ当てはまりましたか? 私はタイプ②「自分語り」の1つが当てはまりました。このタイプの中で「あ、これ私かも」と思った方、実はそれ、とても自然なことなんです。
なぜ「怒る」「自分語り」「IT嫌い」が起こるの?脳科学的な理由
番組内で専門家が説明していたのは、加齢による前頭葉の変化です。
前頭葉は、感情や行動のブレーキ役であり、新しいことを学習する役割も担っている脳の部位。ここが加齢とともに少しずつ縮小していくことで、

- 感情のコントロールが利きにくくなる(怒りっぽくなる)
- 新しいことへの学習意欲・柔軟性が下がる(IT嫌いになる)
といった変化が起きやすくなるとされています。ただし、個人差がとても大きいこともポイントです。同じ年齢でも、まったく当てはまらない人もいれば、40代からその兆候が出る人もいます。
「老害」は悪いことじゃない?前向きな視点
番組の後半では、専門家だけでなく著名人からも前向きなメッセージが紹介されていました。
漫画家のヤマザキマリさんは、老いや死をテーマにしたエッセイを多く手がけてきた方です。「老害」という言葉について、年を重ねた人たちを甘く見てはいけない、というスタンスで、害ととらえるのではなく面白がってしまえばいいという趣旨の発言をされていました。

『モーレツ!イタリア家族』より出典

このマンガでは、イタリア人の夫の親戚がたくさん出てきて、ヤマザキマリさんがクリスマスの日に翻弄された様子が面白おかしく描かれています。お盆や年末年始を楽しんで過ごせれば幸せですよね~
作家の村山由佳さんも、今が人生で一番楽しく、自分の人生を思い切り生きている実感があると話し、これからも「舐められないおばあちゃん」を目指したいと語っていました。
まとめ:完璧じゃなくていい、気づけたら十分
「老害」という言葉は、聞くとドキッとしてしまいますよね。でも今回ご紹介したように、
- 怒りっぽさやIT嫌いには脳のしくみという理由がある
- 個人差が大きく、誰にでも当てはまりうる
- 大切なのは「気づいて、面白がる余裕を持つこと」
自分や家族に当てはまるタイプがあっても、責めすぎず、「そういう時期なんだな」と受け止めてあげることが、一番の対処法なのかもしれません。
この記事はNHK「あさイチ」の放送内容をもとに構成しています。



コメント