セロトニン・ドーパミン・メラトニン
(※医療情報に配慮し、一般的な健康情報として解説しています)
こころを整える3つの“やさしいホルモン”
「最近なんとなく気分が落ち込む」
「やる気が出ない」
「眠りが浅い」
そんなとき、体の中では「こころのバランス物質」が関係していることがあります。私は胃腸炎にかかって見事にこの関係が崩れました💦
有機酸検査ではっきりとわかると安心です。
今回は、セロトニン・ドーパミン・メラトニンを勉強がてらに図解入りで解説します。
※これは一般的な健康情報です。症状が続く場合は医療機関へご相談ください。
① セロトニン
🌿「安心」と「安定」の土台
セロトニンは、気分の波をゆるやかにしてくれる神経伝達物質です。

✨ 役割
・イライラをおさえる
・不安を和らげる
・感情を安定させる
・睡眠の準備をする
よく「幸せホルモン」と呼ばれますが、実際は
“感情のブレーキ役” と考えるとわかりやすいです。

どうやって作られる?

トリプトファン(たんぱく質)
↓
5-HTP
↓
セロトニンになります
トリプトファンが多い主な食材(100gあたり)
| カテゴリ | 食品例 | 含有量目安(mg) |
|---|---|---|
| 乳製品 | カゼイン、パルメザンチーズ | 590〜1100 |
| 乳製品 | 脱脂粉乳、ヨーグルト(無糖) | 59〜470 |
| 大豆製品 | 分離大豆たんぱく、凍り豆腐 | 750〜1200 |
| 大豆製品 | きな粉、湯葉 | 540〜710 |
| ナッツ・種実 | かぼちゃの種、あまの種、ごま | 360〜510 |
| 魚介類 | にしんかずのこ、かつお節、煮干し | 930〜1300 |
| 魚介類 | 鮭、いわし | 880 |
| 卵類 | 乾燥卵白、鶏卵 | 1300、160 |
| レバー | 牛・豚・鶏レバー(生) | 270〜290 |
| 穀物・その他 | そば(乾)、米(精白) | 92〜270 |
材料になるのは
✔ 大豆
✔ 卵
✔ 魚
✔ 乳製品
✔ ナッツ
そして、
☀ 朝の光
🚶 リズム運動
🦠 腸内環境

も大きく関わります。
セロトニンの多くは腸で作られています。

トリプトファンはセロトニン合成に必要なビタミンB6の補酵素として働きますが、ビタミンB6を多く含む食品を一緒に摂ると吸収率が上がります。
ビタミンB6が多い食品(100gあたり目安)
| カテゴリ | 食品例 | ビタミンB6量(mg) |
|---|---|---|
| 魚類 | かつお、まぐろ | 0.8〜1.2 |
| 魚類 | さば、さんま、鮭 | 0.5〜0.9 |
| 肉類 | 鶏むね・ささみ | 0.4〜0.6 |
| 肉類 | 牛・鶏レバー | 0.7〜1.0 |
| 果物 | バナナ | 0.3〜0.4 |
| 野菜 | パプリカ、ブロッコリー | 0.3〜0.5 |
| その他 | にんにく、ごま、玄米 | 0.2〜0.4 |
ドーパミン
🔥「やる気」と「喜び」のエンジン
ドーパミンは、前向きな気持ちや達成感を生み出します。
✨ 役割
・やる気を出す
・集中力を高める
・達成感を感じる
・学習を助ける
何かをやり遂げたときの
「できた!」という感覚はドーパミンの働きです。

ドーパミンは、どうやって作られる?

チロシン(たんぱく質)
↓
ドーパミンが作られます
材料は
✔ 肉
✔ 魚
✔ 大豆製品
たけのこの白い部分もチロシンです。カビではないですよ~

| 食品カテゴリ | 具体例 | チロシン量(mg/100g) |
|---|---|---|
| 鶏肉 | 若鶏むね(皮なし、生) | 800 |
| 鶏肉 | 若鶏もも(皮なし、生) | 660 |
| 鶏肉 | ひき肉(生) | 680 |
| 牛肉 | 乳用肥育牛リブロース(赤肉、生) | 650 |
| 牛肉 | サーロイン(皮下脂肪なし、生) | 620 |
| 牛肉 | ひき肉(生) | 580 |
| 豚肉 | 大型種ロース(赤肉、生) | 810 |
| 豚肉 | 大型種ロース(皮下脂肪なし、生) | 750 |
| 豚肉 | ひき肉(生) | 510 |
| チーズ | パルメザンチーズ | 2700 |
| チーズ | ナチュラルチーズ | 1700 |
| チーズ | チェダー・ゴーダ | 1400〜1500 |
| チーズ | プロセスチーズ | 1300 |
メラトニン
🌙「眠り」と「回復」の守り神
メラトニンは、夜に分泌される睡眠ホルモンです。
✨ 役割
・自然な眠気をつくる
・体内時計を整える
・体の修復を助ける

🌿 実はメラトニンは…セロトニンから作られます。
つまり
昼の過ごし方が夜の眠りを決めるのです。
セロトニンとメラトニンの関係

【朝】
光を浴びる
↓
セロトニンが整う
【夜】
セロトニンから
↓
メラトニンが作られる
↓
深い睡眠

また年齢とともにメラトニンの分泌量は減る傾向にあり、高齢になると朝早く目覚めたり、夜中に何度も目が覚めるのはその影響ではないかと言われています。
目覚めや睡眠のリズムを整えるためには、朝に太陽の光を浴びること、夜は明るすぎない環境でいることが重要ですね。

コメント