「乳がん検診って痛いし怖い…。」
40代に入ってからも、私はそう思って毎年の案内を何度も見送ってきました。念のため、超音波の乳がん検診はしていました。なのでホルモン補充療法を受ける時、この乳がん検診の結果を見せれば大丈夫でした。
ところが同世代の友人が乳がんと診断されたことをきっかけに、「一度はちゃんと検査を受けてみよう」と決意。そのとき病院で勧められたのが「3Dマンモグラフィ(デジタルトモシンセシス)」という検査方法でした。

3Dマンモグラフィってどんな検査?
担当医師によると、3Dマンモグラフィは、乳房に低線量のX線をいくつもの角度からあてて撮影し、それをコンピューターで立体的な画像に再構成する技術だそうです。
従来の2Dマンモグラフィよりも、乳腺の重なりを一枚ずつスライスして見るように確認できるため、小さな異常も見つけやすくなる可能性があると説明を受けました。
本当に「痛くない」の?体験して分かったこと
検査室に入るまでは、「結局すごく挟まれるのでは」とドキドキ。
実際には乳房を固定するための圧迫はありましたが、想像していたほど強くはなく、数分ほどで撮影は終了しました。
技師さんいわく、3D撮影は必要な情報量を確保しつつ、不要な圧迫を減らす工夫が進んでおり、検査時間も比較的短いのが特徴とのことでした。
もちろん、痛みの感じ方には個人差があります。
私の場合は「ちょっと押されているな」程度で、終わったあとに「これなら毎年でも受けられそう」と感じたのを覚えています。
気になる費用と受けられる場所
3Dマンモグラフィは、通常の健診コースにオプションとして用意されているケースもあります。
例えば、ある健診施設では両側3Dマンモグラフィが約1万3,000円前後の自費オプションとして案内されており、日本の一部病院でも「2D+3D撮影」が8,000円台で設定されている例があります(いずれも税込・施設により異なる)。
自治体検診で3Dが選べるかどうか、追加料金の有無などは地域や医療機関ごとに違うため、予約時に「3Dマンモグラフィに対応していますか?費用はいくらですか?」と確認しておくと安心です。
受ける前にチェックしておきたいポイント
- 3Dマンモグラフィはすべての施設に導入されているわけではない
- 検査方法の向き・不向きは、年齢や乳腺の状態などによって異なる
- 乳がん検診では、マンモグラフィのほか、超音波検査などと組み合わせる場合もある
3Dだから必ず「一番良い」ということではなく、自分の状況や不安な点を医師と相談しながら、適した検査方法を選ぶことが大切だと感じました。
怖さが少し和らいだ、その先に
検査の結果は問題なし。
超音波検査をしていたけれど、やはりマンモグラフィもしないといけないと思っていたので、安心しました。
3Dマンモグラフィは、痛みや不安で検診をためらってきた人にとって、「検査との距離」を少し縮めてくれる選択肢のひとつかもしれません。
※本記事は一個人の体験と一般的な情報をもとにした内容です。具体的な検査の適応やリスク、費用については、必ず医師や各医療機関にご相談ください。

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