食後の血糖値を急上昇させにくくするには

分子栄養学
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楽しい食事も「うっかり食べ過ぎてしまった」という方も多いですよね。

そういう時は交感神経が優位になっています。ハイテンションになったり、心臓がドキドキしたり、眠くなってしまったり、人によって症状が違うかもしれません。

血糖値が急上昇しづらい食事法

よく噛んでゆっくり食べます。野菜、お肉や魚などを先に食べます。最後がご飯などの炭水化物。満腹中枢が満たされる前にたくさん食べるのは控えましょう。

リラックスして食べましょう

苦手な相手や緊張する場所だと血糖値が上がりやすいです。親しい友人や家族と食事をすると血糖値が上がりにくいのです。なるべくリラックスする場所で食事をとれるといいですね。

食後に少し歩きましょう

少し歩くと血糖値が上がりにくくなります。軽く動くほうがいいですが、副腎疲労がある人は無理して歩く必要はないです。

規則正しい生活を心がけて

朝は起きて日光を浴び、夜はしっかりと睡眠をとります。当たり前のようですが、規則正しい生活をすると血糖値は安定しやすいです。

精製されたものにプラスα

白米だけのご飯だけではなく、もち麦をいれたり、炊き込みご飯にしましょう。また全粒粉、キヌアを取り入れるのもよいでしょう。

筋肉をつけましょう

筋肉量が多い人はブドウ糖を一時的に貯蔵しておく「タンク」の容量が大きい、ということです。食後に血液中のブドウ糖が増えても、その大きなタンクに速やかに吸収されるため、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が急激に上がりにくくなります。逆に筋肉量が少ない人はタンクが小さいので、ブドウ糖がすぐに溢れてしまい、血液中に残って高血糖になりやすくなります。

血糖値を下げるホルモンにインスリンがあります。インスリンは、ブドウ糖を細胞内に取り込むための「カギ」のような役割を果たしています。筋肉が増えて、筋力トレーニングなどの運動を習慣にすると、筋肉細胞のインスリンに対する感受性が向上します。これは、細胞の表面に存在するブドウ糖の運び屋(GLUT4という糖輸送体)が、インスリンの刺激で細胞膜に出てきて、ブドウ糖を細胞内へ積極的に取り込むようになるためです。つまり、インスリンという「カギ」がスムーズに働き、ブドウ糖が効率良く筋肉へ引き込まれるようになるために血糖値が安定しやすくなります。

つまり、筋肉を増やすことは、ブドウ糖を収納する倉庫(タンク)を大きくすることと、倉庫のカギ(インスリン)の効きを良くすることの両方を意味します。

ただし、副腎疲労の人は激しい運動をするとコルチゾールを消耗してかえって悪化します。なので無理しないようにしましょう。

自分で血糖値の上昇がわからない方は

フリースタイルリブレを着用して、自分の血糖値を測ってみることをおススメします。腕に付けて、スマホで読み取ります。2週間使用できてグラフで見ることもできます。

Amazonでもフリースタイルリブレ2は販売しています。

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私はカンジダ除菌の時もリブレを着用していました。カンジダ除菌の期間は血糖値を安定させることは大切と管理栄養士の方に指導されました。

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