更年期になると、真っ先に感じるのは肌の乾燥や小ジワの目立ち。2大女性ホルモンである「エストロゲン」と「プロゲステロン」の分泌量が減ってくると、肌の浅い表層では水分を保ちにくくなり、皮脂の分泌も少なくなってきます。


さらには深いシワも進行し、回復しづらくなるといった悩みも増えてきます。 また、肌の深い層では女性ホルモンの低下にともなって、コラーゲンやエラスチンの産生量も激減。

豆知識:コラーゲンはアミノ酸(タンパク質)でできており、その生成にはビタミンCと鉄が欠かせないです
そして、更年期は睡眠の悩みが一気に増える時期でもあります。
女性ホルモンは眠りにも関与しており、プロゲステロンは睡眠の質を保つために重要な役割を果たしていると言われています。以前の記事で紹介したグラフのように、メラトニンが減る時期が更年期です。

お茶の水交差点横クリニックより引用
中途覚醒が起こったり寝つけなかったり、睡眠の質が悪くなると、本来寝ている間に行われるべき“肌の回復”が遅れてしまいます。
そうするとターンオーバーも乱れがちになるため、メラニン排出が滞り、くすみやシミが目立ってくるといった派生的な肌悩みも加速していきます。


日中は動いて、就寝前はスマホやパソコンを見るのは止めた方がいいですね
私の周りでは更年期になってジムに行く人が増えました。
ではどうしたらいいか。不足しがちなタンパク質やミネラルを積極的にとることをオススメしています。肌にはタンパク質が必須で、鉄や亜鉛、マグネシウムなどのミネラル類が足りなくなると、肌が過敏になったり大人ニキビを引き起こしたりすることもあります。

私は45歳から肌が敏感になり、ウールが直接肌に当たるとチクチクするようになってしまいました。
タンパク質を摂るときは、植物性タンパク質よりも動物性タンパク質が良いです。
同じ100gを食べたとしても、動物性タンパク質のほうが摂取できるタンパク量の効率が格段に高く、必須アミノ酸のバランスも良いのです。
また一緒に摂取できるビタミンやミネラルの吸収効率が高いという点もポイントです。

以下の表に書いてある通り、動物性たんぱく質のほうが吸収率がいいのです
| 項目 | 動物性たんぱく質 | 植物性たんぱく質 |
| 主な食品 | 肉、魚、卵、乳製品 | 大豆製品(豆腐、納豆)、穀物、豆類、ナッツ |
| アミノ酸スコア | 高い(100に近いものが多い) | やや低いものが多い(大豆は例外的に高い) |
| 必須アミノ酸 | バランス良くすべて含んでいる(良質) | 一部のアミノ酸が不足しやすいものがある |
| 吸収速度 | 速い(消化吸収率 約90%) | ゆっくり(消化吸収率 約80%) |
| 脂質・カロリー | 脂質が多い傾向があり、高カロリーになりやすい | 脂質が少なく、低カロリーなものが多い |
| その他の成分 | ビタミンB群、鉄、亜鉛など | 食物繊維、ビタミン、ミネラル(カリウムなど)、ポリフェノール(大豆イソフラボンなど) |
| メリット | 筋肉の合成を効率よく促進する | 腸内環境を整え、腹持ちが良い |
資生堂HP参照

ぜひタンパク質を積極的に取ってください。だからといって糖質を完全にカットするのはよくないです。これはまた別の記事で紹介します。

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