骨盤底筋は、骨盤の底を支えるインナーマッスルです。年齢や出産、姿勢の乱れで弱くなると「尿もれ」「腰痛」「姿勢の悪化」などにつながります。この記事では、骨盤底筋の役割・弱る原因・即効でできる簡単トレーニング、そして毎日のケア方法をわかりやすく解説します。
目次
骨盤底筋とは?
骨盤底筋は骨盤の底にある筋肉群で、膀胱や子宮、直腸を支える役割があります。内臓が下がらないように支えることで、排尿のコントロールや姿勢の安定にも関与します。
骨盤底筋チェックリスト
- せきや笑ったときに尿が漏れる(腹圧性尿失禁)
- くしゃみをすると尿が出る
- 立ち上がったときに下腹部が重い感じがする
- 産後に体型が戻りにくい・下腹部のたるみ
- 慢性的な腰痛や尿意が頻繁にある

一つでも当てはまる方は骨盤底筋が弱っていますね
骨盤底筋が弱くなる主な原因
- 出産・妊娠:分娩時の負担やホルモンの影響で筋力が低下する。
- 加齢:筋肉量の減少やホルモン変化。
- 姿勢不良・反り腰:骨盤の位置がずれて筋力低下を招く。
- 便秘や咳の慢性化:腹圧の繰り返しで筋肉が伸びる。
- 運動不足:インナーマッスル全体の低下。
今日からできる骨盤底筋トレーニング(初心者向け)
まずは 呼吸と連動させながら、無理なく毎日続けられる方法を紹介します。全て椅子に座ったままでもできるメニューです。
基本の“締める”トレーニング(ケーゲル体操)
- 楽に座るか仰向けに寝る。
- 肛門と尿道あたりの筋肉をゆっくり締める(5秒キープ)。
- ゆっくり緩める(5秒)。
- これを10回×朝・夜の2セットから始める。

初心者は「最初は3秒キープ×5回」など短めに始めてOK。
呼吸と合わせる“深い締め”
- 息を吐きながら軽く骨盤底を締め、息を吸いながら緩める。
- 呼吸と連動させることで腹圧が整い、より効果的です。
ブリッジ(橋のポーズ)+骨盤底意識
- 仰向けに膝を立てる。
- お尻をゆっくり持ち上げ、骨盤を中立に保つ。
- 上げた状態で骨盤底を軽く締め5秒キープ。
- ゆっくり下ろす。10回×2セット。
日常で取り入れる簡単ルーティン
- 歯磨き中にケーゲル5回
- 椅子に座るときに意識して締める(1分程度)
- 階段で一段ずつ上がるときに骨盤底筋を意識
日常でできるケアと注意点
水分と食事
便秘は骨盤底に負担をかけます。食物繊維と水分をしっかり摂り、便通を整えましょう。
姿勢・靴選び
反り腰や前傾姿勢は骨盤の位置を崩します。ヒールを多用する人はフラット寄りの靴を選ぶ、立ち姿勢を意識するだけでも改善が期待できます。
やってはいけないこと
- いきなり重いウエイトの腹筋をする(腹圧で悪化する可能性)
- 長時間のトイレを我慢しないこと
よくある質問
Q. 骨盤底筋はどれくらいで効果が出ますか?
A. 個人差がありますが、正しく続ければ3〜12週間で変化を感じる人が多いです。大切なのは継続と正しい方法です。
Q. 産後すぐに始めていいですか?
A. 基本的には医師の許可が出てから始めます。帝王切開や会陰切開などがある場合は、経過を見てから始めてください。
Q. 骨盤底筋と体幹トレーニングは両立できますか?
A. できます。呼吸と骨盤底の連動を意識しながら行うと相乗効果が出ます。ただし高負荷のトレーニングは段階的に行いましょう。

ケーゲル体操が続かない方に
骨盤底筋に力を入れる感覚がつかみにくい方にとって、内転筋のトレーニングが間接的に骨盤底筋を活性化させるヒントになります。私はこういうトレーニング器具を使ってみました。テレビを観ながらできたり、デスクワークをしながら鍛えていました。夏の暑い日は湯船に浸かっているのがしんどいので、この器具を使っていました。ジムに行くよりコスパがいいです。

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