婦人科の帰りに書店に寄って来たら面白そうな本を見つけました。
ホルモンをととのえる本をチェック
ホルモンバランスが乱れると、眠れない日やイライラが続く日が増えがち。英国発のベストセラー『いつでも調子がいいカラダになる! ホルモンをととのえる本』は、そんな女性の心強い味方になりそうです。
英国SUNDAY TIMESベストセラー日本上陸!
ホルモンの働きが、行動、衝動、態度、気分、
活力レベル、睡眠の質、食欲、体重の増減など、
カラダのあらゆることをコントロールしていることをご存知ですか?単に更年期やPMSに関することだけでなく、
もっとずっと深い話なのです。人間として私たちが取る行動、抱く感情はほぼすべて、
その背後で、ものすごい数のホルモンが踊っています。だからこそ、本書ではホルモンの働きをシンプルに理解し、
どの化学物質が調子を崩しているのかを見極め、
どうすればそれをコントロールできるのかを、
あなたがお困りの症状ごとにわかりやすくご説明します。複雑な名前で覚えにくいホルモンをキャラクター化し、
イラスト豊富で理解しやすく読みやすい1冊です。ホルモンをととのえる本より引用
本の概要と魅力
この本では日常に起こる症状別にホルモンの役割とコントロールの仕方をまとめていて、読んでいてわかりやすかったです。
著者のダヴィニア・テイラーはサプリ会社創業者でバイオハッカー。監修は成城松村クリニックの院長である松村圭子さんで、日本女性向けに実践しやすい内容を盛り込んでいます。
目次は下記のとおり、シンプルです。
1章:なぜ眠れないの?
2章:食欲はなぜ止まらない?
3章:頭がぼーっとしたり、混乱したりするのはなぜ?
4章:なぜこんなに落ち込むの?
5章:この激しい怒りはどこからやってくる?
6章:私のホルモン周期、どうなってるの?
眠りの質はホルモンがうまく機能しているかどうかによって決まる。睡眠の質に影響するホルモンのうち、本書では6つを取り上げている。
1つ目はセロトニンだ。「幸せホルモン」として知られており、その95%が腸内でつくられる。
セロトニンはまず、必須アミノ酸の「トリプトファン」として始まり、セロトニンになった後、睡眠にもっとも重要なホルモンである「メラトニン」に変わる。トリプトファンは体内でつくれないため、鶏肉やバナナ、まぐろなどといった食べ物から摂る必要がある。
2つ目はメラトニンだ。メラトニンが出ない限り、眠りに落ちることはない。光のレベルはメラトニンに多大な影響を及ぼすため、適切な時間帯に適切な光を浴びることが重要だ。
3つ目はアドレナリンだ。アドレナリンは私たちを目標に向かって動かしてくれるが、眠ろうとしているときには、その働きはネガティブに作用する。
4つ目はコルチゾールだ。私たちのカラダは24時間に1度、起床から約30分後にコルチゾールを一気に放出し、睡眠・覚醒のサイクルを維持している。
5つ目はGABAだ。脳の働きを落ち着かせ、リラックスした感覚を抱かせてくれる。サプリメントで補給できるほか、運動や食べ物によっても増やせるホルモンだ。
6つ目はビタミンDだ。太陽光を受けて皮膚でつくられる。ビタミンD値が低いと睡眠障害のリスクが高まることがわかっている。
ホルモンをととのえる本より引用

副腎疲労に関係するコルチゾールのことが書かれていて、一般書の中ではめずらしいです。


さくらんぼを食べるとよく眠れるという話はちょっと疑問点が残ります。でも今までの更年期に関する本より一歩踏み込んだ内容が書かれていました。例えば過剰なエストロゲンが肝臓で処理できずに更年期症状をひどくしていることなど、分子栄養学の中では当たり前のことが、一般書で書かれている本には初めて出合いました。もし気になった方は、書店で手に取ってみてください。

コメント