クスノキの女神 東野圭吾

中学生の読書読んだ本
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クスノキの番人を読んで、第二弾を読んでみました。

物語の舞台は、前作に引き続き、御神木である巨大なクスノキを祀る月郷神社です。主人公であるクスノキの番人・玲斗は、認知症を患う伯母・千舟を支えながら、静かに番人としての役割を果たしています。

そんな玲斗の元に、ある日、二人の特異な秘密を抱えた若者が現れます。一人は早川佑紀奈という女子高生は 貧しい家庭の事情を抱え、誰にも言えない秘密を胸に、自作の詩集を神社で売らせてほしいと玲斗に頼みます。もう一人は針生元哉という中学生。脳の病気のせいで、一晩眠るとその日の記憶が全てリセットされてしまいます。

佑紀奈の詩集にインスピレーションを得た元哉が、「クスノキの女神」の絵を描いたことから、二人は意気投合し、ある絵本制作の計画を考えます。

この絵本制作の試みと並行し、神社の近くで起きた強盗傷害事件の関係者が、クスノキに引き寄せられるように玲斗の元を訪れます。

玲斗は、クスノキの番人として、また一人の人間として、強盗事件の真相と、彼らが抱える心の闇に深く関わっていくことになります。

印象的な点

元哉の両親は離婚しているが、昔家族で食べた梅大福を非常に気に入っており、その「味の記憶」を強く持っていました。しかし、毎日記憶がリセットされるため、その美味しさを表現することが困難です。元哉の母親とレストラン経営者の父親は、元哉のその「梅大福の味の記憶」をクスノキの番人である玲斗を介して受念しました。そして両親は、その感覚的な記憶を頼りに、和菓子職人である玲斗の友人の協力を得て、元哉が覚えている「梅大福」の味を再現しようと試みます。余命を宣告された元哉のために頑張る父母の姿に涙しました。そして一日一日を懸命に生きていることを綴る日記も印象的でした。

樹齢2000年のクスノキがある静岡の来宮神社に行ってきました

11月の三連休に行ってきたので、かなり混雑していました。月郷神社のモデルになったのかなと想像しながらクスノキを眺めました。

熱海駅から徒歩20分で、来宮駅から徒歩5分の場所に来宮神社はあります。川のせせらぎが楽しめるいすが置いてあったり、カフェも併設されているので長居できますよ。

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