燕は戻ってこない 桐野夏生

読んだ本
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桐野夏生さんが貧困に面している女性を描きたい、そんな思いが詰まった作品です。直木賞の祝賀会で桐野さんにお会いしたときは、想像を良くも裏切る柔らかい印象の女性でした。身にまとってる衣装も素敵でした。

さて、この本は過激な描写が多く、性的描写も多いです。こういう世界はその日の気分で受け付けない時もあります。でもいくら働いても生活は困窮して、実家も貧しくてお金を稼ぐことが大変な20代の主人公が代理母を選ぶ仮定は切実でした。推理小説ではないけれど、先が気になって一気に読んでしまう作品。お金で子どもも手に入れられると思うバレーダンサーとその母。代理母のエージェントで稼ぐ人。本当にこういう世界があると思うと悲しくなります。

★★★★

人物の描写がもう少し丁寧だったら嬉しいです。ラストシーンは爽快です。

ドラマ「燕は戻ってこない」NHKで2024年に配信。
派遣社員として暮らすリキ(石橋静河)は悩んでいる。職場の同僚、テル(伊藤万理華)から「卵子提供」をして金を稼ごうと誘われたのだ。アメリカの生殖医療エージェント「プランテ」日本支社で面談を受けるリキ。そこで持ちかけられたのは「卵子提供」ではなく「代理出産」だった。元バレエダンサーの草桶基(稲垣吾郎)とその妻、悠子(内田有紀)が、高額の謝礼と引き換えに二人の子を産んでくれる「代理母」を探していた―。

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